ロマンというほどでもない

日常以上、ロマン未満のモノを紹介するブログ。たまに私見も書きます。

赤色が嫌いだった私が、赤い服が好きになるまでの話。

今週のお題「赤いもの」

 

私が赤色嫌いだったのは小学生の頃で、赤色嫌いを克服したのは中学生の頃だった。

私が赤色嫌いだったのは、ランドセルの色だったから。私が小学生だった当時、ランドセルの色はまだまだ保守的だった。男子は黒で女子は赤という時代だ。ランドセルを不自由の象徴みたいに思っていた私はランドセルが嫌いだった*1ので、ついでに赤色まで嫌いになったのである。毎日自分の背中に張り付いている、強制的で不愉快な色を、わざわざ着る意味がわからなかった。ランドセルを背中から下した後も赤色を身に着けているなんて不愉快極まる。女子=赤系統の色を好むという刷り込みのようで嫌だった。私が好きだったのは、空のような青系統の色だ。長じた私がブルージーンズを好んではいているのは、青色が好きだから*2である。

今では赤色の服が好きだが、持ち物を全部赤色にするほど赤色にのめりこんだわけでもない。赤色が女子のランドセルを連想させることには変わりないから。しかし、赤色の服をわざわざ着るなんて考えもしなかった頃の私には戻らない。世の中にはランドセルや信号機以外の、強制されない、不愉快ではない赤色もあることに気がついたからだ。

私にとってそれは、ポケモンの悪役「マグマ団*3」が身に着けていた赤だった。マグマ団はコスチュームのデザインよりも、リーダー(ボス)のマツブサ氏が好きだった。生まれて初めて赤髪のキャラが好きになった。彼のおかげで私は赤色嫌いを克服した。悪役の彼は目的のためなら暴力さえ辞さない。彼が率いるマグマ団は天変地異を求めているので、常識や道徳から自由だ。自由にふるまっている彼らが赤色を身に着けていたことで、私は赤色が嫌いではなくなった。彼らにとって赤色は強制される不自由の象徴ではなく、自由意志で選んだ団結の象徴である。だから私は赤い服が好きになった。オメガルビー版の彼らは赤いタートルネックを着ているので、普段着で赤いタートルネックを着るだけで雰囲気を似せられて楽しい。

以上、赤色が嫌いだった私が、赤い服が好きになるまでの話でした。

 

 

*1:今は亡き愛猫が私のランドセルのかぶせの裏で爪とぎをしていたので、私のランドセルは傷だらけだった。しかしまったく気にしていなかった。むしろ傷だらけのほうが個性が出て、見分けやすくて良いと思っていた。要するに傷だらけでもかまわないぐらい嫌いだった。

*2:当ブログ「ロマンというほどでもない」のテーマも色で選んだ。無料テーマのなかでは、今使っているテーマがもっとも青くて美しかった。

*3:ここでいうマグマ団は初代、ルビー版のマグマ団である。当時の私は中学生だった。

11月にハイビスカスが咲いたぞ!

今週のお題「叫びたい!」

 

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11月に咲いたハイビスカスの花。少し小さい。

ベランダの鉢植えハイビスカスが11月に咲いたぞ!

ウソだと思った人はこれを見ろ(⇩)

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圧縮前画像のプロパティ。撮影日時にご注目!

ほらねウソじゃなかった! ホントに咲いたんだよベランダに置いてある鉢植えの赤いハイビスカスが! なんという奇跡でしょう。今年も10月が暑かったので「まだいける!」と思ったハイビスカス氏はツボミをいくつかストックなさっていたのです。そして10月末から涼しくなり、ストックしたツボミを落とそうか迷っているうちに気温が上がって温かくなったので、すでに大きくなったツボミだけ咲かせるという折衷案が採用された模様です。植物は先端が常に万能細胞らしいので、常に作戦会議中なわけですね。私は植物の先端にいる万能細胞を密かに「先端会議室」と呼んでいます。この会議室で決まった意向によって、先端が枝葉になるかツボミになるかが決まるのだ…とか考えると楽しい。ハイビスカスも一個の生命といえど多細胞生物であり、多くの細胞の協力で生きている巨大な集団であることを思い出させてくれる一件でした。植物には枝の数だけ作戦があるのだ。それなのに私の体ときたら、左足が故障しただけで右足にも負荷がかかるとは。動物の身体はまことに不自由なり…植物がうらやましい!

 

追記:またしても咲きました。しかも2輪も。

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左:後で咲いた花 右:先に咲いてしぼんだ花

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11月に咲いた証拠。

ウチのベランダは日当たりが良いのに加え、11月末にしては温かったので、二十日ほどして追加で2輪咲きました。さすがにこれで年内最後の花かな。少し小さい花でしたが、それにしても嬉しい。

 

※本記事は、2021年11月22日に追記して画像を加え、再公開ました。

足が痛い! そして、バファリンはよく効く!

今週のお題「叫びたい!」

 

本日はハッピーハロウィーン! なのに足が痛い! 今日の私はアンハッピー! 左足の甲が捻挫したかのように腫れていて痛い。昨晩は痛すぎてろくに眠れなかった。今日は仕事を休んだし、日中はバファリンを飲んで痛みを抑え、食事とトイレ以外は寝て過ごした。19時からのアニメ『映像研には手を出すな!』の第2話を忘れずに観れたのはよかった。『映像研には手を出すな!』は原作マンガのタイトルぐらいしか知らなくて、アニメ化されていたことも知らず、たまたま第1話を観たら金森さんの顔と声がけっこう好みだった。「アニ研は研究してるだけで創作してない」って指摘して教師を黙らせる金森さんカッコイイ。このアニメは背景がきれいだし、アニメの話はアニメでするべきなのでテーマと媒体が合ってるし、いい作品だと思います。本日第2話を観たら職員室は元プールですね。めちゃくちゃ空調の効きが悪そうだし床材的に底冷えしそうですが、計画性のないカオスな構造はすてき! さすがは公立ダンジョン。あとで調べてみたら『映像研には手を出すな!』のアニメは深夜帯で放送された後の再放送なんですね。深夜帯にしか放送しないのはもったいない内容なので、再放送がNHKとはいえゴールデンタイムになったのはすばらしい。アニメーター志望のお子様が増えるかもしれません。『映像研には手を出すな!』のアニメについて、詳しくは公式サイトをどうぞ(⇩)

eizouken-anime.com

 

無事に第2話も観れたし、先ほどまたバファリンを飲んだので、今夜は安眠できると思います。結局、10月中にはSwitch買えなかったな。調べてみたら11月14日までセール中みたいだからまあいいか。今叫びたいのはゲーム関連でもアニメ関連でもない…今叫びたいのは、

「足が痛い! バファリンはよく効く!」

以上。

 

『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』読んでます。ポスアポ映画が観たくなる。

今週のお題「読書の秋」

 

目次

 

当ブログ「ロマンというほどでもない」には元から「書籍」というカテゴリがあるんですが、気がついたらこのカテゴリでマンガの話ばかりしてました。ライトノベルならぬライト学術書をおすすめするカテゴリにする予定だったのですが(汗) 今回は開設当初に思い描いていたカテゴリにふさわしい一冊を読んでいるのでご紹介と感想を。といっても実はまだ半分ほどしか読んでないんですが。著者の真剣さが伝わってくるので、少しずつ大切に読んでいます。

ということで今回とりあげるのはこちら(⇩)

 

『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』

ルイス・ダートネル著 東郷えりか訳

河出書房新社 初版:2018年9月

 

上のリンクは河出文庫(タ4-1)です。私が買ったのはこのバージョン。手元にある個体の奥付を見ると4刷となっているので、文庫化された後に3回も増刷されているんですね。このテーマに関心がある人は意外と多いようです。文庫版の値段は税込みだと1000円超えなので、アマゾンで送料無料2000円抱き合わせ買いするのに適した価格帯ですね。1000円ぐらいの本を2冊買うのが一番お手軽な抱き合わせなのでおすすめ。

それでは以下、この本の趣旨と感想など。

 

本書の趣旨

趣旨なんかタイトル読んだらすぐわかるだろと思われる方もいらっしゃるでしょうがまあ一応。この本では「何が原因で文明が滅ぶか」ではなく「文明が滅んだ後にどうやって再建するか」に焦点を当てています。専門職の人が死滅した世界で、初歩的な科学知識しかない素人の集団が、どうすれば科学文明を再建できるのか。その具体的な方法を記し、文明崩壊後で途方に暮れている者を導くべく書かれたのが本書です。

 

感想。ポストアポカリプス映画が観たくなります。

アメリカには俗に「プレッパー」と呼ばれる、文明の崩壊に備えている人々がいるそうです。しかし、ほとんどの人は文明の崩壊になど備えていません。想定しているのはせいぜい自然災害で、ほんの数日で救助が来ることを前提としている人のほうが多いでしょう。現に我が家も、2Lペットボトルの水を30本ほど買いだめしているぐらいです。あまり長期的な備えはしていませんし、キャンプ用品はありません。こんなぼーっとした人間が急に文明の崩壊に巻き込まれたら。運よく生き残っても、どうすればいいのかさっぱりわかりませんよね。そんな人に朗報! とりあえずこの本を読めば科学文明の概要がわかります! 数日分の食料と寝床を確保したらこの本を読みましょう。燃料は貴重だから無駄遣いは厳禁。お日様が出ている日中に読みましょう。学生時代に司書課程で習った書物の利点に「電源がなくても読める」があったのを思い出しました。電球どころかロウソクすらなくても本なら読めるのでありがたいですね。電子書籍リーダーは贅沢品であることを思い知らされます。本書『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』を電子書籍で持っていてもまるで意味がない。ゲームの攻略本は電子で買ってもいいけど、この本だけは紙で買ってください。じゃないと保存がきかないんで。

本書の科学文明解説は多岐にわたっているので、まだ半分ほどしか読んでいない身ではとても解説できません。そこで、今のところの印象を述べますと…ポストアポカリプスものの映画が観たくなりますね。今なら登場人物にめちゃくちゃ同情できると思います。「アンタら、こんなにないない尽くしの世界で暮らしてるのか」って。あと「こんだけのもんを再建しないと現代文明に追いつかないのか」って。現代文明は途方もない数の中間技術に支えられて発展してきたことがおぼろげながらわかりました。文系の人はもちろん、理系の方にもぜひ読んでほしい。

本書はあくまでも概要、必要最低限の内容なので、本気で文明の再建を目指すのなら図書館から専門書を発掘しまくらないといけませんが、入門・手引書には適しています。受験や就活などの文明的な用事が終わったみなさんは、平和な文明が続いているうちに本書をお読みください。なんせこの本、日本語版の本文だけでも383ページあるので、実際に文明が崩壊する前に一度は通読しておかないと。いざって時に知識が活用できなかったら作者さんが泣いちゃうから。買ったあとはもちろんお家で大事に保存しておいてね! 本書を読むおすすめのシチュエーションはずばり、冬の夜中。ガンガンに暖房つけてビッカビカの照明の下、電子レンジで温めた飲み物をマグカップに入れて飲みながら読むと文明のありがたみが身に染みるのでおすすめ。

 

以上、『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』読んでる件をお送りしました。まずは『アイアムレジェンド』でも観るか。

 

科学文明再建マニュアルがわずか970円で買えるとか安すぎじゃないですか!?

すばらしきかな機械式大量生産体制! この本自身も文明の恩恵を受けていることがわかるお値段ですね。ありがたや。

マンガ10選。スッキリした線の画風で静かな作風が好き。

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選

 

目次

 

好きなマンガというテーマでは過去に何記事か書いている(⇩)

mee6.hatenablog.jp

 

mee6.hatenablog.jp

 

mee6.hatenablog.jp

 

正直な話、上記の3記事を読んでもらえれば私が好きなマンガがだいたいわかるが、上記の記事ではあえてマイナーめなタイトルを選んでいる。ここにメジャーなタイトルを付け加えるなら『HELLSING』と『銃夢』と『綿の国星』だ。うん、これで好きなマンガリストはほぼ完成だね…って、ここで終わったらこの記事短すぎだろ。文字数の最少記録更新しちまうわ。『HELLSING』と『銃夢』と『綿の国星』は親の影響で読んでるので「好きだから読む」より「読んだから好き」のが近いし。しかも10タイトルに絞り込めてないし。10タイトルのみにしろって言われたら…こんな感じか(⇩)

 

『タイトル』/作者

アタゴオル」/ますむらひろし

『25時のバカンス』・『虫と歌』/市川春子

『惑星9の休日』・『夜とコンクリート』/町田洋

「ニッケルオデオン」・『メランコリア』・『バビロンまで何光年?』/道満清明

百万畳ラビリンス』/たかみち

 

もうこれがベスト10です。書いた順に好き。ここ数年あんまり入れ替わってない。

それじゃ、それぞれのタイトルについてざっと紹介…いや、感想だけでいいか。マンガ好きならとっくに読んでるわってタイトルばっかりだし今さら紹介もなにもあらへんわ。私なんかにはマイナー勢を気取るほどの知識もないし。んじゃま、いってみよか。

 

アタゴオル」/ますむらひろし

好きなマンガに本作をあげる人は、人間社会が嫌いなのかもしれない。創作力が問われるハイファンタジーというジャンル。人間と共存する、服を着た猫たち。鉱物と植物への偏愛が感じられる描き込まれまくり背景。魔法とも超能力ともつかない能力を使う者たち。ヨネザアド大陸には工業都市もあるという設定をしておきながら、あえて田舎(科学力は手工業レベル)のアタゴオル地方を舞台に。恋愛は描かれず、男女問わず性的な香りのしない登場人物たち。統合すると…アンチ現実の作風。私たちの世界にあるものがほとんどない。現代社会からの強烈な逃避願望なくしてこれは描けない。すでにあるものが全部うまくいっている「理想的な現実」ではなく、忌まわしいものが何もない「異なる現実」を見たい人にしかおすすめできない。根っから健全な人にはよくわからない世界観だろう。3.11さえ起きなければ、ますむら氏の体力の限り連載が続き、まだまだ新話が読めていたはずだと思うと惜しまれる。原発事故への政府の対応にますむら氏は失望し、連載を終えることになさったらしい。ますむら氏の心を折って名作「アタゴオル」シリーズを終わらせるとは。おのれ津波め。個別記事はこちら(⇩)

mee6.hatenablog.jp

 

『25時のバカンス』・『虫と歌』/市川春子

言わずと知れた市川氏の短編集。『25時のバカンス』は夜と海を、『虫と歌』は昼と陸を大まかなテーマにしている。どちらもSF寄りな作風。市川氏の画風はイラストの連続のような印象なので読む人を選ぶ。細い線で描かれる曲線のなんと美しいことか! 身体の欠損表現もあるのでマンガ版の耽美派と言える。一見すると少女マンガのような画風だが動きが感じられる絵。「パンドラにて」と「虫と歌」は短編アニメーションにしてほしい。きっとアニメ映えする。絵本作家たむらしげる氏が長編アニメを作ってもらえるのなら、市川氏の短編が短編アニメになってもいいはず。作って誰かお願い。あと「星の恋人」に登場したスキンヘッドおじさんが「宝石の国」の金剛先生の原型だと思うんだけど誰か考察してる? ついでに言うと市川氏はNLだとおじさん×少女派で、同性カプなら少女×少女が好きな気がするんですがどうでしょう。マンガには絵があるので、作者の性癖が垣間見れる気がします。

 

『惑星9の休日』・『夜とコンクリート』/町田洋

どちらも短編集。「惑星9の休日」「衛星の夜」「夏休みの町」も短編アニメ映えしそうだ。町田氏の画風も線が細いが、輪郭線は市川氏と異なり直線的でカクカクしている。市川氏の作品よりもさらにアニメ向きな画風だと思う。「とある散歩者の夢想」を見るとたむらしげる氏に推薦されているのもうなづける。キャラクターを異形頭にすると絵本の挿絵になっていてもおかしくない。「夜とコンクリート」は冬の話だが、この他は夏の話なので夏がお好きな方には両方ともおすすめ。「夏休みの町」は大人が読むと考えさせられる。すべての人がソウくんと同じ決断をする世界になり、「ドーム」に安住したがる大人がいなくなりますように。個別記事はこちら(⇩)

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「ニッケルオデオン」・『メランコリア』・『バビロンまで何光年?』/道満清明

百合モノの作品もある道満氏だが、この方の本領発揮は連作短編だろう。前の話の登場人物が後の話に登場しているのを見れば、同じ世界のできごとだとわかる。ただしこの発見は通し読みでないと難しいので、道満氏の作品を読むなら単行本をおすすめする。単行本のほうが断然楽しめる作風なのだ。これは稀な作風だと思う。この方のような作風を確立できれば雑誌で読み捨てされることなく、単行本が売れやすそうだ。これからもオチが読めない系物語を紡いでほしい。読むタイプのルーブ・ゴールドバーグ装置をお探しの方にはおすすめ。ニッケルオデオンシリーズの単行本にはキャンバス地のような凸凹した紙のカバーが使われており、そこにカバーイラストが印刷されているので、油絵のようで油絵ではない不思議なイラストになっている。そのうえ、このカバーは手触りが良いので紙の単行本がおすすめ。

 

百万畳ラビリンス』/たかみち

もうはてなキーワードに登録されているようなので感想を書くこと自体が野暮なのだが、強いて付け加えるなら、物語の魅力もさることながら、背景のデタラメな景色も美しいということだ。こんなダンジョンがあったらぜひ探検してみたい。モンスターが出る洞窟よりも断然ワクワクすると思う。個別記事はこちら(⇩)

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総評:スッキリした線の画風で静かな作風が好き

私が好きになったマンガの共通点は、スッキリした線の画風で静かな作風であること。ごちゃごちゃした輪郭線だったり、1コマの情報量が多すぎる画風だとあまり読む気がしない。背景から騒音が聞こえそうな作風も嫌だ。背景からは自然音だけが聞こえ、登場人物のセリフがよく聞き取れそうな作風がいい。マンガだって静か・質素・単純なのが良い。結局のところ行きつくのはいつもシンプルイズベスト。

 

以上、ミーシックスが好きなマンガ10選でした。このリストは当分入れ替わらないと思います。いやマジで。

ミーシックスに10の質問。これを読めばミーシックスがわかるかもしれない。

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問

 

ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?

ブログ名を「ロマンというほどでもない」にしたのは単純に、自分の専門分野がなかったから。ワンテーマで語れるほどの専門知識はないので、はじめから専門ブログはあきらめ、遊び心と実用性のちょうどいい間にあるもの*1、ロマンというほどでもないものを紹介するブログにした。今思えば「遊び心と実用性のスキマ」というブログ名でもよかったかも。しかし「ロマンというほどでもない」のほうが覚えやすくて許容範囲が広く、感想記事も書けるので良い。ハンドルネームは単純にはてなIDのカタカナ表記。

 

はてなブログを始めたきっかけは?

こちらの記事(⇩)に書いた。

mee6.hatenablog.jp

 

要するに遠出したが手ぶらで帰る結果になりあまりの無為さにムカついたのでブログを開設した。元から弟に「ヒマしてるんならブログでも書けば」と言われていたし。

 

自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?

お気に入りの記事はジョーカー関連の記事。なかでもコレ(⇩)

mee6.hatenablog.jp

 

我ながらシリアスでまともな感想文に仕上がっている。当ブログのなかでも☆が多い記事なだけあって、そこそこ読み応えがあると思う。ダークな作風には「だ・である」文体が似合うことがわかった。

 

ブログを書きたくなるのはどんなとき?

開設当初:思わず紹介したくなる素敵な物をゲットした時。

時々ある:感動する映画を観た時、面白い本を読んだ時。

今では一番多い理由:前回の更新から間が空きすぎて焦り出した時。

 

下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?

下書きのストックは2記事だけ。「村上春樹の本を読んで『それで?』と思った人にはおすすめできない作品リスト」は長年保存されているが、自分はあまり読書家ではないので書けていない。この下書きをつくった当時は、結末よりも物語の進行過程を鑑賞するタイプの小説があることに思い至っていなかった。我ながら未熟である。

 

自分の記事を読み返すことはある?

開設当初のモノ紹介記事はあまり読み返さない。「今週のお題」に参加したエッセイ的な記事と、備忘録のかわりに書いた分析記事は読み返す。

mee6.hatenablog.jp

 

mee6.hatenablog.jp

 

好きなはてなブロガーは?

「Everything you've ever Dreamed」のフミコフミオさん(はてなid:Delete_All
「真顔日記」の上田啓太さん(はてなid:premier_amour

「ロマンというほどでもない」のミーシックス*2も含む。「くだらなく見えてシリアス」な内容よりも「シリアスに見えてくだらない」内容のブログが好き。

 

はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?

運営スタッフ様にお伝えするなら「ありがとう」に尽きる。もう少し伸ばして言うなら「お世話になっております。お疲れ様です。いつもありがとう」

 

10年前は何してた?

某通販サイトで古本を売っていた。大学の就職課に進路報告して正月に集まる親戚に格好つけるため、一応は開業届を出し、屋号を持っていた。その実態はいわゆる「セドリ(背取り)屋」で、全作業を一人でこなしていた。商いの規模は小さかったが出品者としての評価は高かったので良き思い出。

 

この10年を一言でまとめると?

恥ずかしながら「無為徒食」である。不定期かつ非正規の労働と服の洗濯ぐらいしかしていなかった。ここ十年で一番有意義だったのは、2017年にブログを始めたこと。

 

以上、ミーシックスに10の質問でした。

 

追記:お祝いするのを忘れてました。失礼。はてなブログ様、10周年おめでとうございます! これからもよろしくお願いします。

 

※本記事は公開同日に追記しました。

*1:例えるならトイカメラ。一眼レフはロマンで、デジカメは実用品だが、トイカメラはこの中間に位置する。ずっとこういう立ち位置のものを紹介していきたい。

*2:言わずと知れた、当ブログの筆者自身である。自分で自分が好きじゃないと雑記ブログを5年もやってられない。

シャンプーとトリートメントのセットを買ったら逆にシリーズが揃わなくない?

今週のお題「お風呂での過ごし方」

 

シャンプーはしてもトリートメントしてなかった私ですが、andandの6種セット(⇩)を使ってからはトリートメントもするようになりました。

mee6.hatenablog.jp

 

この6種セットを使ってトリートメントの威力に感動し、andandシリーズのアマゾン限定セット(⇩)を購入。

このセットは小ボトルのシャンプーとトリートメントに、大ボトルのシャンプーとトリートメントがセットになった豪華6点セットなのですが。これが届いた時点でまだ使いかけのシャンプー(エッセンシャル)があったので、先に小さいボトルのトリートメントを使い切り、次に大ボトルのトリートメントに挑んだのですが。廊下収納を整理したら、友人ちゃんにもらったジュレームアミノシュープリームの3点セット(⇩)が発掘されてしまいました。

 

 

仕方ないのでandandの大ボトルのシャンプーは保存したまま、ジュレームアミノシュープリームのヘアマスク(右端、金色のチューブ)を使いました。こうしてandandの小ボトルシャンプー+ジュレームアミノシュープリームのヘアマスクというズレた組合せになり、この組合わせのままなんとかヘアマスクを使い切りました。次回からは、保存していたandandの大ボトルシャンプー+ジュレームアミノシュープリームのトリートメント、という組合わせで使う予定です。…自分でも混乱してきたな。時系列で整理すると(⇩)

1、エッセンシャルのシャンプー+andandの小ボトルトリートメント

2、エッセンシャルのシャンプー+andandの大ボトルトリートメント

3、andandの小ボトルシャンプー+ジュレームアミノシュープリームのヘアマスク

4、andandの大ボトルシャンプー+ジュレームアミノシュープリームのトリートメント

という組合わせになります。おわかりいだたけたでしょうか。そう、シリーズを揃いで使えていないのです! 我ながらこれは由々しき事態。そうか。こういうセットものって、一度にいくつものシリーズを持ってちゃいけないんだ。つい小さいボトルから開けてしまう。そして、いくつものシリーズを並行して使うことになり、結果的にボトル類が全然片付かないという事態に陥るんだ…みなさんはどうでしょうか。こういう事態に陥ったことはないですか? シャンプーとトリートメントのセットを買ったら逆にシリーズが揃わなくないですか?

 

以上、シャンプーとトリートメントのセットを買ったら逆にシリーズが揃わない問題を提起してみました。

 

他にシャンプーネタで書いている記事(⇩)

mee6.hatenablog.jp

 

追記:この記事の公開後に読者様が増えました。登録ありがとうございます! 気がつけば通知が来てから三日…失礼いたしました。このブログ、開設当初は生活感がなくておしゃれに見えるようにモノの紹介ばかりして「今週のお題」はあえてスルーしていたのですが。いつしかネタ切れし、今ではむしろ「今週のお題」で何か書けないか考えるようになりました。できるだけ参加して露出を増やし、☆をもらいたい。あわよくば新規読者様も獲得したい。毎回そんな下心で参加しておりますが、おかげでエッセイ力(えっせいりょく)が鍛えられました。これからも末永くお付き合いいただければ幸いです。

 

※本記事は、2021年10月13日に追記しました。